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memotter Brog
とりあえず毎日3行から5行を目指して呟くようになんかメモる予定。内容は未定。
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『わたしと魔術師』という絵本が我が家にある。

なかえよしを氏と上野紀子氏がご夫婦で合作されている絵本の一つで、ずいぶん昔に発行されたものだが、上野氏が描くイラストの子供向け絵本らしからぬシュールでミステリアスな雰囲気がとにかく魅力的で未だに手放せない。
ただ、やはり経年劣化は避けられないのと小さい頃の落書きなどもあって、綺麗な状態の本がまた欲しくなり色々と探してみたが、当然ながら既に絶版、ネット古書店もことごとく品切れ。復刊を望みたいが、そこにはちょっと問題がある。

実はこの絵本の内容、主人公の女の子がいきなりスッポンポンにされた挙句、その状態のままで異世界を冒険するはめになるという、謎にまみれた設定のまま進んでいくお話なのだ。もちろん彼女が脱がされる必要性も必然性も皆無なのは言うまでもない。厳密にはないこともないが、ちょっと無理があるというか、なくても特に問題ない。

そんなわけで主人公の少女が常時ヌードなため、素っ裸のままちょっと足広げて寛いでる彼女の割れ目が丸見えなんてヤバい挿絵もありで、こりゃどーみても復刊は無理ムリむりです無理、むしろ児童ポルノに指定されなきゃめっけもんなレベル。
以下問題のイラスト。パンツまで脱がす徹底ぶり。



未だに主人公はなぜ脱がされなければならなかったのか理解できないが、いいんだ話も絵も大好きだから。
どこか暗くて怖いけど幻想的で美しい世界を緻密な筆致で描かれる上野氏の『前髪や帽子の影で目がみえない黒服の女の子』というモチーフが好きすぎて、『扉の国のチコ』という同作者の絵本を最近衝動買いしてしまったくらいなんだ。
だが今復刊しちゃうと、女児向けの絵本ではなく大きなお兄さん向けにカテゴライズされそうというか、少なくともパンツを上書きされることは間違いない。
ちなみに私はロリコンではなく、上野氏の絵が大好きなだけの女ですのでご心配なく。

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